トランプ氏がTikTok積極活用へ、若者票掘り起こしで
ロイター / 2024年6月6日 11時3分
11月の米大統領選を控え、共和党候補のトランプ前大統領の選挙陣営が中国系動画投稿アプリTikTok(ティックトック)を積極的に活用し、バイデン政権がインフレ抑制に手こずっていると批判していく方針をロイターに明らかにした。写真は5月31日、ニューヨーク市で撮影(2024年 ロイター/Brendan McDermid)
Nathan Layne James Oliphant
[5日 ロイター] - 11月の米大統領選を控え、共和党候補のトランプ前大統領の選挙陣営が中国系動画投稿アプリTikTok(ティックトック)を積極的に活用し、バイデン政権がインフレ抑制に手こずっていると批判していく方針をロイターに明らかにした。若者有権者層の票を掘り起こすのが狙い。
トランプ氏は大統領だった際、同アプリ親会社の北京字節跳動科技(バイトダンス)を安全保障上の脅威と断定し、同アプリを禁止する大統領令に署名したことがある。ただ、前月末になって格闘技イベントに絡んで13秒の動画を初めてティックトックに投稿。5日時点でフォロワーは550万人に達し、「いいね」の数は580万に及んだ。その後は投稿していない。
トランプ、バイデン両氏の支持率は僅差と示唆されている。18―29歳の有権者の票を巡っては、前回大統領選ではバイデン氏がトランプ氏に24%ポイントの差をつけて当選したものの、今回は現状のまま11月5日の投票日に突入すれば事態は様変わりする可能性がある。
米ピュー・リサーチ・センタ―の昨年の調査では、同アプリを通じてニュースに接する利用者のうち、44%が18―29歳の年齢層という。
トランプ陣営の幹部は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の高インフレに若者層は不満を募らせており、トランプ氏の今後のティックトック投稿は、経済に関するものが中心になるとの方針をロイターに語った。
この記事に関連するニュース
-
アメリカ大統領選は郵便投票が決める?!
Japan In-depth / 2024年6月11日 21時0分
-
TikTok登録数で人気誇示 トランプ氏、競争過熱も
共同通信 / 2024年6月6日 15時40分
-
「信じ難いほど不人気...」ガザ戦争で逆風のバイデン、再選のカギ握るのは「激戦州の少数派」
ニューズウィーク日本版 / 2024年6月5日 10時43分
-
トランプ氏もTikTok 逆風下、若者にアピール
共同通信 / 2024年6月3日 16時7分
-
トランプ氏もTikTok参加、数時間でフォロワー200万人
ロイター / 2024年6月3日 8時10分
ランキング
-
1イスラエルが空爆、ガザ市で42人死亡=ハマス司令官標的か
時事通信 / 2024年6月22日 22時34分
-
2習政権が〝死刑恫喝〟台湾独立派による「国家分裂行為」の処罰指針発表 あいまいで広い範囲が対象に
zakzak by夕刊フジ / 2024年6月22日 15時0分
-
3プリゴジン氏が糾弾した前国防相に近い政府高官を次々粛清…プーチン露大統領、世論の批判そらす狙いか
読売新聞 / 2024年6月22日 19時48分
-
4プーチン氏訪朝で「懸念」=日ロ局長が会談―モスクワ
時事通信 / 2024年6月22日 7時34分
-
5右傾化するヨーロッパと左傾化するイギリス
ニューズウィーク日本版 / 2024年6月22日 16時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください