1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

上場廃止の急増見込まず、中国証券当局が見解 小型株下落受け

ロイター / 2024年6月7日 8時49分

6月6日、 中国証券監督管理委員会(CSRC)は株式市場で上場廃止が短期的に急増することはないとの見解を示した。北京の証券会社で2020年1月撮影(2024年 ロイター/Jason Lee)

[上海 6日 ロイター] - 中国証券監督管理委員会(CSRC)は6日、株式市場で上場廃止が短期的に急増することはないとの見解を示した。上場規制の強化を受けて市場では小型株を売る動きが広がっている。

CSRCは声明で、「最適者生存」の仕組みが形成されつつあるが、短期的にはそうならず、上場廃止となる企業の数が「急増」することはないと強調した。

多くの投資家は、小型株を買うリスクが足元で強まっていると主張。証券会社は、今年に上場廃止となる企業数が過去最多になるとの見通しを示している。

CSRCは6日、今年に上場廃止となるリスクのある企業が約100社増え、合計で169社になったと発表した。ただ、この数値は昨年からは大きく増えたが、企業の基礎的条件が改善すればリスクは解消されると付け加えた。

ある資産運用会社のファンドマネジャーは、現在の規制の下では注目されている小型株を買う戦略はもはや機能しないと指摘、優良株を推奨した。

小型株で構成されるCSI2000指数は今週9%下落、年初来では23%値下がりしている。半面、優良株で構成されるCSI300指数は年初来で5%上昇している。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください