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ハマス指導者殺害、紛争長期化が狙い パレスチナ自治政府議長が批判

ロイター / 2024年8月6日 10時0分

パレスチナ自治政府のアッバス議長(写真)はロシア通信(RIA)とのインタビューで、イスラム組織ハマスのハニヤ最高指導者暗殺はガザ紛争を長引かせるためのものであり、危機解決に向けた協議を複雑化すると批判した。リヤドで4月撮影(2024年 ロイター/Hamad I Mohammed)

[6日 ロイター] - パレスチナ自治政府のアッバス議長はロシア通信(RIA)とのインタビューで、イスラム組織ハマスのハニヤ最高指導者暗殺はガザ紛争を長引かせるためのものであり、危機解決に向けた協議を複雑化すると批判した。

「ハニヤ氏暗殺の目的は、戦争を長引かせてその範囲を拡大することであることに疑いの余地はない」と述べ、「侵略を終わらせ、イスラエル軍をガザから撤退させるために進められている交渉に悪影響を及ぼす」と指摘した。

「我々はこれを卑怯な行為であり、イスラエル政治における危険な展開だと考えている」とし、「イスラエル占領当局は、その野心を放棄し、我々の国民に対する攻撃的な行動を止め、国際法を順守し、アラブ和平イニシアチブを実行すると共に即時かつ永続的な停戦を実現し、ガザ地区から撤退する必要がある」と強調した。

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