米メタ、ハマス指導者に関するマレーシア首相の投稿削除を謝罪

　８月５日、米メタ・プラットフォームズは、マレーシアのアンワル首相がフェイスブックとインスタグラムに投稿したイスラム組織ハマスのハニヤ最高指導者暗殺に関するコンテンツを削除したことを謝罪した。写真はメタのロゴ。ベルギーのブリュッセルで２０２２年１２月撮影（２０２４　ロイター／Yves Herman）

[クアラルンプール ６日 ロイター] - 米メタ・プラットフォームズは６日、マレーシアのアンワル首相がフェイスブックとインスタグラムに投稿したイスラム組織ハマスのハニヤ最高指導者暗殺に関するコンテンツを削除したことを謝罪した。

マレーシアはハニヤ氏の死に哀悼の意を示すアンワル首相の投稿が削除されたことを受け、メタに説明を求めていた。

同社の広報担当者はロイターの取材に対し「首相のフェイスブックとインスタグラムのページからのコンテンツが削除されるという操作ミスがあったことを謝罪する。その後、コンテンツは正しいニュース価値のあるラベルを付けて復元された」と述べた。

マレーシアの通信相と首相府当局者は５日にメタの代表者に会い、説明を求めた。

首相府は５日の声明で「メタの行為は差別的かつ不当で、表現の自由に対するあからさまな弾圧だ」と述べていた。