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北海ブレント、75ドルの下値維持へ 景気懸念でも=ゴールドマン

ロイター / 2024年8月6日 12時22分

 8月5日、ゴールドマン・サックスのアナリストは、景気の先行きを巡る懸念が高まっているものの、北海ブレント先物価格は1バレル=75ドルの下値を推移するとの見方を示した。写真は米ニュージャージー州のガソリンスタンド で2022年5月撮影(2024 ロイター/Eduardo Munoz)

[5日 ロイター] - ゴールドマン・サックスのアナリストは、景気の先行きを巡る懸念が高まっているものの、北海ブレント先物価格は1バレル=75ドルの下値を推移するとの見方を示した。

景気後退(リセッション)リスクは限定的で、原油に対する欧米諸国やインドからの需要は旺盛だとし、投機的なポジションは非常に低く相場回復の余地があるとし、今後数週間、原油価格は下支えされるとの見方を示した。

北海ブレント先物は5日、0.51ドル(0.7%)安の76.30ドルと、1月以来の安値で取引された。米WTI先物は0.58ドル(0.8%)安の72.94ドル。

ゴールドマンは、北海ブレントの75─90ドルというレンジは特に2025年に下振れリスクがあるが、基本シナリオは今後数週間で価格が下支えされるというものだと説明した。

また「原油価格レンジを巡るリスクが下方へシフトしたことで、コモディティーの中で金のロングポジションがポートフォリオで最も大きなヘッジ価値を提供するとの確信が強まった」としている。

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