1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

グーグル・アマゾン、インド中銀デジタル通貨への参加申請=関係筋

ロイター / 2024年8月6日 14時1分

関係筋によると、米国のアルファベット傘下のグーグル、アマゾン、ウォルマートなど5社は、インド準備銀行(RBI、中央銀行)が進めている中央銀行デジタル通貨(CBDC)「eルピー」の試験運用への参加を申請した。 写真はRBIのロゴ。2023年4月撮影(2024年 ロイター/Francis Mascarenhas)

Jaspreet Kalra

[ムンバイ 5日 ロイター] - 関係筋によると、米国のアルファベット傘下のグーグル、アマゾン、ウォルマートなど5社は、インド準備銀行(RBI、中央銀行)が進めている中央銀行デジタル通貨(CBDC)「eルピー」の試験運用への参加を申請した。

eルピーを使った取引を提供する。インドのフィンテック企業CredとMobikwikも参加を申請した。

RBIは2022年12月、現金に代わる通貨としてeルピーの試験運用を開始。eルピーのリテール取引は当初急増したものの、その後は低迷が続いている。

RBIは4月、アプリプロバイダーを含む銀行以外の決済業者を活用する計画を発表。これを受け、グーグルペイ、アマゾンペイ、ウォルマート系のPhonePeなど5社が参加を申請した。

現在5社はRBI、インド決済公社(NPCI)と緊密に連携しており、3─4カ月以内にeルピーが利用できるようになる見通しという。

関係筋は、人気の高い決済業者がeルピーのサービスを提供することで、利用者の裾野が広がり、取引量が増えるとの見方を示した。

5社はインドで普及している電子決済システム「統合決済インターフェース(UPI)」経由のデジタル決済で合計シェアが85%を超える。UPIを利用した月間取引件数は平均130億件。

関係筋によると、RBIはeルピーの普及を目指しているが、直ちに本格導入する計画はなく、今後2─3年は試験運用の段階にとどまる可能性が高い。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください