1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

ハマス、後任の最高指導者選びでイランとの関係重視か=専門家

ロイター / 2024年8月6日 14時7分

パレスチナ自治区のイスラム組織ハマスは、テヘランで暗殺されたハニヤ最高指導者の後任にイランと深い結びつきを確保できる人物を選ぶと専門家は見ている。ハニヤ氏の写真を掲げて抗議する人々。5日撮影(2024年 ロイター/Mohamed Azakir)

[カイロ/ラマラ 5日 ロイター] - パレスチナ自治区のイスラム組織ハマスは、テヘランで暗殺されたハニヤ最高指導者の後任にイランと深い結びつきを確保できる人物を選ぶと専門家は見ている。ガザでのイスラエルとの戦争が終結した後、組織再建のためにイランからの支援がこれまでになく重要になるためだ。

有力候補の1人は、2017年に最高指導者の座をハニヤ氏に譲るまで13年間にわたりトップを務めたハーレド・マシャル氏。ただ、専門家によるとマシャル氏はイスラム教シーア派が大多数を占めるイランやシリアのアサド大統領と過去に摩擦を生じた点がマイナスに働きそうだ。マシャル氏は2010年代の民主化要求運動「アラブの春」の際、イスラム教スンニ派であるシリアの反体制派に理解を示したことがある。

有力視されているのが、ガザ地区副指導者のハリル・アルハヤ氏。エジプト紙のパレスチナ問題専門家は「マシャル氏が後任に選ばれるチャンスはいくらか小さくなったのではないか。シリアの政権と対立し、ハマスがシリアにおける拠点を失うことになった当事者であるだけに、イランから大きな支持を得ていない」と述べた。

ハマスの当局者はロイターの取材に、ハニヤ氏の後任はまだ決まっておらず、検討中だと述べた。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください