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中国発改委、電力システム更新計画の詳細公表 再エネ増強へ

ロイター / 2024年8月6日 18時56分

8月6日、中国の国家発展改革委員会(発改委)は、電力システムを更新するための3カ年計画の詳細を発表した。写真は北京市内の送電線。2021年12月撮影(2024年 ロイター/Tingshu Wang)

[北京 6日 ロイター] - 中国の国家発展改革委員会(発改委)は6日、電力システムを更新するための3カ年計画の詳細を発表した。再生可能エネルギーを増強し、電力需要の増加による送電網への負担を軽減する。

2024年から27年までの計画は、30年までに二酸化炭素(CO2)排出量をピークアウトさせる政府の目標を後押しするもので、送電・配電システムのアップグレードに関する指針も含まれている。

また長距離送電プロジェクトで、より多くの再生可能エネルギーを使用するよう求めている。

「需要応答(デマンドレスポンス)」プログラムにより、最大電力負荷の5%に相当する電力量を管理・調整する目標を設定した。需要応答が最大電力負荷の10%に達するための条件も整えた。

需要応答は消費者の電力使用量をピーク時からシフトさせて、電力網にかかる需要のバランスを取ることを指す。

発改委は次世代の石炭火力発電に関する基準の策定、石炭火力発電所からの排出量削減、石炭と低炭素燃料の混合を求めた。

電気自動車(EV)充電インフラの改善や、EV充電需要の多い地域での新たな送電網スケジュール計画の試験的導入なども盛り込んだ。

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