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吉利の宇宙企業が衛星打ち上げ、中国版「スターリンク」構築へ

ロイター / 2024年9月6日 14時25分

 9月6日、中国の浙江吉利控股集団が出資する宇宙関連企業、時空道宇科技(ジースペース)は中国版「スターリンク」構築に向けた計画の一環として、低軌道人工衛星10基を打ち上げたと発表した。2023年11月撮影(2024年 ロイター/Florence Lo)

Eduardo Baptista

[北京 6日 ロイター] - 中国の浙江吉利控股集団が出資する宇宙関連企業、時空道宇科技(ジースペース)は6日、中国版「スターリンク」構築に向けた計画の一環として、低軌道人工衛星10基を打ち上げたと発表した。

打ち上げは山西省北部の太原衛星発射センターで行われた。今回で3回目となる。

時空道宇は「今回の打ち上げで計30基を軌道に乗せた。24時間通信サービスで地球の90%をカバーすることになる」と述べた。

また、「今回の配備は中国の商業航空宇宙企業が世界規模で低軌道衛星通信を提供する初のケースとなる」とした。

低軌道衛星は通常、地表から300─2000キロメートルの高度で運用され、より高い軌道の衛星よりも安価で効率的な通信を提供できる利点がある。

時空道宇は2022年と今年初めの2回に分けて、最初の衛星20基を軌道に投入した。

将来的に約6000基の低軌道衛星を軌道に乗せ、世界的なブロードバンドを提供する計画という。

米宇宙企業スペースXが約5500基の低軌道人工衛星網を通じて提供しているインターネットサービス「スターリンク」に対抗する。

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