売買代金、8月はレーザーテックが再び首位に 半導体関連が上位

　９月６日、東証が公表した８月の銘柄別売買代金順位表（プライム市場）によると、レーザーテックが４兆７７８２億円で再び首位となった。東京証券取引所で２０１５年６月撮影（２０２４年　ロイター/Thomas Peter）

Shinichi Uchida

［東京　６日　ロイター］ - 東証が６日公表した８月の銘柄別売買代金順位表（プライム市場）によると、レーザーテックが４兆７７８２億円で再び首位となった。レーザーテックは２０２２年４月以降、月間トップを維持してきたが、７月はディスコに譲っていた。８月の２位はディスコ、３位は東京エレクトロンが続き、半導体関連が上位を占めた。

レーザーテックを巡っては、６月に空売り投資家による不正会計を疑うリポートが発行され、会社側は疑惑を否定。８月５日には不正は認められなかったとする特別調査委員会の報告書を公表した。同７日には過去最高の営業利益などを見込む通期業績予想や堅調な受注状況を示し、翌８日には一時ストップ高となるなど株価が急騰した。