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ECBは今月おそらく利下げ、インフレが目標下回るリスク=仏中銀総裁

ロイター / 2024年10月7日 8時54分

 10月7日、欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのビルロワドガロー仏中銀総裁は、今月17日の理事会でECBがおそらく利下げを実施するとの見方を示した。独フランクフルトで9月12日撮影(2024年 ロイター/Jana Rodenbusch)

[フランクフルト 7日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのビルロワドガロー仏中銀総裁は、今月17日の理事会でECBがおそらく利下げを実施するとの見方を示した。経済成長が弱く、インフレ率が目標の2%を下回るリスクが高まっているためという。7日付のイタリア紙ラ・レプブリカのインタビュー記事で述べた。

総裁は利下げが今月行われるかとの質問に「おそらくそうだろう」と答えた。

「過去2年間の主なリスクは2%の目標をオーバーシュートすることだった」とした上で、「現在は景気低迷と長期にわたる制約的な金融政策により目標を下回るという逆のリスクにも注意を払わなければならない」と語った。

また、現在3.5%の中銀預金金利について、2025年もさらに引き下げられ、同年のある時点で中立金利に戻ると予想した。

「来年のインフレ率が持続的に2%となり、欧州の成長見通しが依然としてさえないのであれば、金融政策が制約的で金利が中立金利を上回る水準である理由はない」と述べた。

総裁は中立金利の推定値を示さなかったが、市場は中立金利が2%前後とみていると述べ、ECBが25ベーシスポイント(bp)の利下げを続けるとすれば、今年2回、来年4回の計6回利下げが行われることを示唆した。

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