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米東部に冬の嵐襲来 十数州で降雪暴風警報出され6000万人影響か

ロイター / 2025年1月6日 9時4分

1月5日、米中西部カンザス州から東部ニュージャージー州にかけての十数州で降雪を伴う暴風の警報や注意報などが発令された。同日、オハイオ州で撮影。USA Today Network via REUTERS(2025年 ロイター)

[5日 ロイター] - 米中西部カンザス州から東部ニュージャージー州にかけての十数州で降雪を伴う暴風の警報や注意報などが発令された。影響を受ける地域の人口は約6000万人に上り、カンザス州とミズーリ州北西部の一部は5日午後にかけて吹雪に見舞われた。

暴風域は大西洋沿岸の中部に向かっており、オハイオ州南部から首都ワシントンにかけて15─30センチの積雪が予想されている。カンザス、ケンタッキー、アーカンソー、ウェストバージニア、バージニア各州などの知事は非常事態を宣言した。

マイク・ジョンソン米議会下院議長(共和党)は5日にFOXニュースに対し、天候による議員らの活動への影響はないと説明した。

ケンタッキー州北部とウェストバージニア州南部では、氷雨とみぞれによる「危険な氷のたい積」が予想されている。

一方、アーカンソー、ルイジアナ、ミシシッピ、アラバマ各州では竜巻を起こす可能性のある激しい雷雨が発生。フライト追跡サイト「フライトアウェア」によると、カンザスシティーとセントルイスの両空港を発着する275便超を含めた数百便が欠航になった。

気象情報によると、暴風域は6日夜までに大西洋の沖合へ移動する見通し。ただ、寒気が流れ込む影響でグレートプレーンズから東海岸にかけての地域では、6日と7日の日中の気温が平年を華氏10―20度下回ると予想されている。

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