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ロ、ウクライナ要衝クラホベ占領、クルスク州ではウ軍が再び攻勢

ロイター / 2025年1月6日 19時50分

1月6日、ロシアはウクライナ東部で重要な前進を遂げたと発表した。ロシア・クルスク州で2024年8月撮影(2024年 ロイター/Maxim Shemetov)

[モスクワ 6日 ロイター] - ロシアは6日、ウクライナ東部で重要な前進を遂げたと発表した。一方、ロシアの軍事ブロガーは、ロシア西部でウクライナが再び大規模な攻撃をしかけていると指摘した。

ロシア国防省は、ウクライナの重要な物流拠点であるポクロフスクの南32キロに位置するクラホベの町を占領したと発表した。クラホベ制圧によりドネツク州での進軍ペースを上げることができるとした。ポクロフスクに近い集落ダチェンシケも占領したと発表した。

前線の状況を監視するウクライナの監視グループディープステートによると、クラホベの大半がロシアの管理下にある。

一方、ロシア軍事ブロガーは、ウクライナ軍が6日にクルスク州で2日目の攻撃を行っていると指摘し、この状況を憂慮していると述べた。

ウクライナ軍は5日にクルスク州で新たな攻撃を開始した。ロシア国防省は 5日に州都に向かう高速道路の北側でウクライナ軍を撃退したとしていう。しかしロシア軍事ブロガーは、激しい戦闘が2日目も続いているとし「クルスクの朝は、また心配な始まり方をしている」とソーシャルメディアに投稿した。

ウクライナや西側の分析によると、クルスク州にはロシア軍を支援する北朝鮮兵士1万1000人以上が配備されているもよう。

ブリンケン米国務長官は6日、1000人以上の北朝鮮兵が死傷したと指摘した。

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