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再送FRB副議長が辞意、金融規制担当 次期政権との「衝突リスク回避」

ロイター / 2025年1月7日 5時38分

米連邦準備理事会(FRB)のバー副議長(金融規制担当)は6日、2月28日付で退任する意向を表明した。2023年5月撮影(2025年 ロイター/Evelyn Hockstein)

(表現を一部修正して再送します)

[ワシントン 6日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のバー副議長(金融規制担当)は6日、2月28日付で退任する意向を表明した。

バー氏は声明で、トランプ次期大統領に直接言及しなかったものの、自身のポストを巡る法廷闘争のリスクが「FRBの使命の妨げとなる可能性」を避けたいと説明した。

関係筋によると、バー氏は、トランプ氏が自身を解任しようとした場合に備え、個人としての立場で法律事務所アーノルド・アンド・ポーターに法的助言を求めていた。

同氏の任期は2026年7月まで。    

FRBの理事は引き続き務める。FRBは声明で、副議長の後任が承認されるまでは主要な規制策定に取り組むつもりはないとした。    

バー氏が理事留任を決めたことで、副議長の後任選びでトランプ氏の選択肢は限られる可能性がある。現在、FRBの理事ポストには空席がないため、トランプ氏は既存のFRBメンバーから新たな金融規制担当者を選ぶ、もしくはメンバーの1人を政府内の別のポストに異動させて空席を設ける必要がある。

アナリストらの間では、バー氏に批判的だったボウマンFRB理事が有力後任候補になるとみられている。また業界関係者は、トランプ氏が大統領1期目に指名したウォラーFRB理事も候補になるという見方を示す。

TDコーウェンのマネージングディレクター、ジャレット・セイバーグ氏はメモで「民主党は26年初めまでFRBの多数派を維持する見通しで、大手銀行にとり見かけほど大きな勝利とはならない。また、新規制当局者の承認が必要であることを踏まえると、規制緩和について今年は大きな成果が出るとは考えにくい」と述べた。

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