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米中部大西洋沿岸で大雪、複数州が非常事態宣言 33万戸超が停電

ロイター / 2025年1月7日 3時24分

米中部大西洋沿岸の複数の州で6日朝、降雪を伴う暴風により、首都ワシントンの連邦政府機関や公立学校が閉鎖された。写真はケンタッキー州ルイスビルで5日撮影(2025年 ロイター/Richard Stottman/@cyntrix/via REUTERS)

[6日 ロイター] - 米中部大西洋沿岸の複数の州で6日朝、降雪を伴う暴風により、首都ワシントンの連邦政府機関や公立学校が閉鎖された。カンザス州、ケンタッキー州、アーカンソー州、ウェストバージニア州を含む複数の州の知事が非常事態宣言を発令する事態となっている。

停電情報サイト「PowerOutage.us」によると、この吹雪により6日には米中部と南部の33万以上の世帯と企業が停電に見舞われている。

米国立気象局(NWS)によると、カンザスシティーの空港では降雪が約28センチと、過去30年以上で最大を記録。また、ミズーリ州では5日、356件の交通事故が発生し、1人が死亡したと、同州警察が明らかにした。

航空便追跡サービスサイトのFlightAware.comによると、東部標準時午前11時時点で米国発着の1600便以上が欠航になった。ワシントンのレーガン・ナショナル空港、ボルチモア・ワシントン国際空港、ダレス空港はいずれも営業しているものの、遅延や欠航が相次いでいるもよう。

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