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米年末商戦、対話型AIがオンライン売上高増加に貢献=セールスフォース

ロイター / 2025年1月7日 7時40分

2024年の米年末商戦でオンライン売上高が前年比4%弱増加したことに、消費者の対話型人工知能(AI)利用拡大が貢献した――。1月6日、顧客管理ソフト大手セールスフォースがリポートでこうした分析結果を明らかにした。写真はセールスフォースのロゴ。2024年1月撮影のイメージ写真(2025年 ロイター/Dado Ruvic/Illustration)

[6日 ロイター] - 2024年の米年末商戦でオンライン売上高が前年比4%弱増加したことに、消費者の対話型人工知能(AI)利用拡大が貢献した――。顧客管理ソフト大手セールスフォースがリポートでこうした分析結果を明らかにした。

小売業界は、トレンド商品や最安値品を探している顧客に働きかけるため、ターゲット広告やお勧め品の提示などとともに対話型AIを積極的に導入している。

こうした中で24年11月1日から12月末までの米オンライン売上高は2820億ドルと、前年同期の2720億ドルから3.7%増加し、伸び率はセールスフォースが予想した2%を超えた。

セールスフォースによると、対話型AIを利用した買い物客は前年比で42%増えたという。

一方、同社ディレクターのカイラ・シュワルツ氏は、顧客からの返品率が前年の20%から28%に上昇したのは「重大な懸念要素」で、小売業者の利益率低下をもたらす恐れがあると指摘した。

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