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米財務省、国債発行計画を据え置き 財政見通し不透明でも

ロイター / 2025年2月6日 9時24分

2月5日、米財務省は今後数四半期の国債発行計画について、ほとんど変更しない見通しを示した。写真は同省のシール。ワシントンで2023年1月撮影(2025年 ロイター/Kevin Lamarque)

Karen Brettell Davide Barbuscia

[5日 ロイター] - 米財務省は5日、今後数四半期の国債発行計画について、ほとんど変更しない見通しを示した。市場ではベッセント新長官の下、同省が財政赤字を賄うため長期債の発行を増やす可能性があるという見方が出ていた。

同省は名目利付債と変動利付債の入札規模を少なくとも今後数四半期は据え置く一方、物価連動国債(TIPS)については段階的に増やしていくとした。

一部で予想されていた文言の修正はなかった。

政府の資金調達について助言する銀行や投資家で構成する財務省借入諮問委員会はベッセント長官に宛てた4日付の書簡で、「不透明な見通しを反映し」将来の国債発行に関するガイダンスを修正するか、完全に削除することを提言していた。

5日の米債券市場では財務省の発行計画発表などを受け、長期債の利回りが低下した。

財務省の発表によると、3月に実施する10年物TIPSの入札(リオープン)を10億ドル増額して180億ドルにするほか、4月に実施する5年物TIPSの新規入札を250億ドルに引き上げる。

来週実施する四半期定例入札(クオータリー・リファンディング)の規模は1250億ドル。3年債が580億ドル、10年債が420億ドル、30年債が250億ドルとなる。

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