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サウジ、3月のアジア向け主要油種価格を大幅上げ 中印の需要増で

ロイター / 2025年2月6日 15時17分

 2月6日 サウジアラビアは主要油種アラブ・ライト原油の3月アジア向け公式価格(OSP)について、オマーン・ドバイ産地原油の平均価格に対する上乗せ幅を1バレル=2.40─3.90ドルと大きく引き上げた。写真はアラムコの油田。2024年1月、サウジアラビアのシェイバで撮影(2025年 ロイター/Hamad I Mohammed)

[5日 ロイター] - サウジアラビアは主要油種アラブ・ライト原油の3月アジア向け公式価格(OSP)について、オマーン・ドバイ産地原油の平均価格に対する上乗せ幅を1バレル=2.40─3.90ドルと大きく引き上げた。国営石油会社サウジアラムコが5日発表した。

米国の制裁でロシアの供給が滞る中、中国、インドの需要が高まっていることが背景。北西欧州と地中海向けや米国向けも大幅に引き上げた。

バイデン前米政権は1月10日、ロシアの生産者、タンカー、保険会社に新たな制裁を発動。同国からの石油供給がさらにタイトになり、船舶の供給が制限された。

中国とインドの精製業者はこれに対応して代替貨物の確保に奔走し、オマーンとドバイの原油のスポットプレミアム(現物取引価格への上乗せ分)は2022年11月以来の高水準となった。

石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなどの非加盟国で構成する「OPECプラス」は12月初め、増産開始計画を4月に3カ月延期することを決定。一方、協調減産は1年延長し、26年末までとした。

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