英建設業PMI、1月は1年ぶり50割れ 住宅部門の不振続く
ロイター / 2025年2月6日 19時56分
S&Pグローバル/CIPSがまとめた1月の英建設業購買担当者景気指数(PMI)は48.1で、前月の53.3から低下し、好不況の分かれ目である50を約1年ぶりに下回った。ロンドンの金融街を臨む。1月撮影。(2025 ロイター/Hannah McKay)
[ロンドン 6日 ロイター] - S&Pグローバル/CIPSがまとめた1月の英建設業購買担当者景気指数(PMI)は48.1で、前月の53.3から低下し、好不況の分かれ目である50を約1年ぶりに下回った。
S&Pグローバルの経済ディレクター、ティム・ムーア氏は、景気見通しの悪化、高い借り入れコスト、景況感の低迷で新規案件が減少したと指摘した。
住宅建設指数は47.6から44.9に低下した。建設業者は需要減退を一因に挙げた。
土木部門は天候不良も影響し11カ月ぶりに縮小。指数は44.6と2023年11月以来の低水準となった。商業建設指数も昨年3月以来の50割れとなった。
雇用は5カ月ぶりに縮小。エネルギーや人件費などコスト圧力が高まり、投入コストは23年4月以来の大幅な上昇を記録した。
景況感が落ち込む中、向こう1年の大規模なインフラ投資やグリーン・エネルギー事業・プロジェクトに期待する声もあった。
サービス業・製造業・建設業を含む全セクターPMIは50.6から50.3に低下した。
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