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シティ、金価格の予想引き上げ 関税懸念や中銀需要が要因

ロイター / 2025年2月7日 2時43分

シティ・リサーチは6日、3カ月および2025年の金の平均価格の見通しを引き上げた。写真は2015年1月、インド・ムンバイの宝石店で撮影(2025年 ロイター/Shailesh Andrade)

[6日 ロイター] - シティ・リサーチは6日、3カ月および2025年の金の平均価格の見通しを引き上げた。トランプ米政権下での関税措置や国際情勢を巡る懸念のほか、中央銀行による買い入れを要因に挙げた。

3カ月間の価格は1オンス=3000ドル、25年の平均価格は2900ドルにそれぞれ引き上げた。これまではいずれも2800ドルだった。

シティはリポートで「貿易戦争と緊迫化する国際情勢で、新興国の公的部門による準備資産の多様化や脱ドル化の傾向が強まっている。金の上げ相場が続く見通しだ」と記した。

金先物価格は5日、2882.16ドルとなり過去最高値を付けた。トランプ政権の関税政策に対する懸念から買われた。

過去数年間、準備資産としての金購入が記録的なペースで推移している。シティは「25─26年に公的部門の金需要は年1000トン以上と堅調な水準が続くと予想する」と言及した。

シティは、25年第2・四半期に金が包括関税に含まれないことを、基本シナリオとして想定している。

産金業界団体ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)は5日、店頭取引を含む24年の世界の金需要は1%増え、過去最高を記録したと発表。第4・四半期に中銀による金購入が加速したという。

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