米の運河通航「無料」主張は「虚偽」、容認できず=パナマ大統領
ロイター / 2025年2月7日 2時50分
パナマのムリノ大統領は6日、太平洋と大西洋を結ぶ交通の要所であるパナマ運河について、米政府の船舶が無料で通航できるという米国の主張は「虚偽」と述べた。写真は1日、パナマ市で撮影(2025年 ロイター/Enea Lebrun)
[パナマ市/メキシコ市 6日 ロイター] - パナマのムリノ大統領は6日、太平洋と大西洋を結ぶ交通の要所であるパナマ運河について、米政府の船舶が無料で通航できるという米国の主張は「虚偽」と述べた。
米国務省は5日、「パナマ政府は米政府の船舶からパナマ運河の通航料を徴収しないことに合意した」とXに投稿。パナマ運河庁はその後、米側の発表を否定した。
ムリノ大統領は記者団に対し「米大統領の下で米国の外交政策を統括する機関が、虚偽に基づき重要な組織的声明をなぜ出すのか」とし、「容認できない」と語った。
米・パナマ関係を「嘘と虚偽に基づいて」管理することを「断固拒否する」とし、米政権の主張を否定するために「断固たる措置」を取るよう、駐米大使に指示したと明らかにした。
またソーシャルメディアを通じて、7日午後3時30分からトランプ米大統領と会談する予定だと発表した。
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