米金利「かなり長い間」据え置きも、労働市場安定なら=ダラス連銀総裁
ロイター / 2025年2月7日 8時18分
米ダラス地区連銀のローガン総裁は2月6日、労働市場が不安定にならない限り、たとえインフレ率が連邦準備理事会(FRB)の2%目標に向けて低下したとしても、「かなり長い間」金利を据え置くこともあり得るとの認識を示した。2022年8月、ワイオミング州ジャクソンホールで撮影(2025年 ロイター/Jim Urquhart)
[6日 ロイター] - 米ダラス地区連銀のローガン総裁は6日、労働市場が不安定にならない限り、たとえインフレ率が連邦準備理事会(FRB)の2%目標に向けて低下したとしても、「かなり長い間(quite some time)」金利を据え置くこともあり得るとの認識を示した。
インフレ率の鈍化と力強い労働市場の組み合わせは、金融政策が大幅に制約的ではないことの証拠と見なすとした。
メキシコ市での国際決済銀行(BIS)会議向け講演原稿で、それは良いニュースではあるものの「必ずしも(FRBが)すぐに利下げできるわけではない」と指摘。それどころか、「すでに中立金利にかなり近付いており、目先の追加利下げ余地があまりないことを強く示唆している」と述べた。
その一方で「労働市場や需要がさらに冷え込めば、それは緩和の時期が来た証拠となり得る」とも述べた。
ローガン氏は、トランプ政権下の通商政策や不安定な金融情勢など、FRBの政策運営に影響を与えかねないさまざまな不確実性があると指摘。こうした不確実性は物価の安定を持続的に回復するために金利を少なくとも現在の水準に維持する必要があるのか、それとも引き下げる必要があるのかという判断に影響を及ぼすとした。
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