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原油先物はほぼ横ばい、コロナ感染拡大で需要低迷懸念

ロイター / 2020年8月6日 11時39分

 8月6日、原油先物価格は、前日につけた5カ月ぶり高値からほぼ横ばいとなっている。新型コロナウイルス感染の第2波を受けた需要低迷懸念が、ドル安による相場下支え要因を上回っている。写真はテキサスで昨年11月撮影(2020年 ロイター/Angus Mordant)

[メルボルン 6日 ロイター] - 原油先物価格は6日、前日につけた5カ月ぶり高値からほぼ横ばいとなっている。新型コロナウイルス感染の第2波を受けた需要低迷懸念が、ドル安による相場下支え要因を上回っている。

0148GMT(日本時間午前10時48分)時点で、米WTI先物 は0.03ドル(0.1%)安の1バレル=42.16ドル。ブレント先物 は0.06ドル高の45.23ドル。WTIとブレントは前日1%超上昇し、3月6日以来の高値をつけた。

エネルギー情報局(EIA)の週間在庫統計によると、米留出油在庫は38年ぶり高水準に増加。ガソリン在庫も予想外に2週連続の増加となった。

INGエコノミクスは、需要が低迷し在庫が積みあがっている中で、原油相場に過度に楽観的になることは難しいと指摘した。

一方、最近のドル安は原油相場を下支えしている。

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