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コロナワクチン、11月初旬までの実用化「あり得る」=トランプ氏

ロイター / 2020年8月7日 4時7分

トランプ米大統領は6日、大統領選が行われる11月初旬までに新型コロナウイルスワクチンが実用化される可能性はあるという考えを示した。5日撮影(2020年 ロイター/JOSHUA ROBERTS)

[ワシントン 6日 ロイター] - トランプ米大統領は6日、大統領選が行われる11月初旬までに新型コロナウイルスワクチンが実用化される可能性はあるという考えを示した。

トランプ氏は、ジェラルド・リベラ氏のラジオ番組で、ワクチン実用化の時期について「年末前で、かなり前倒しされる可能性もある」と発言。「11月3日(の大統領選)前か」との質問に「場合によってはあり得るが、その頃だ」と語った。

米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長は5日、連邦政府は複数のワクチン開発を後押ししており、複数の臨床試験が行われ、年末までにそのうちの少なくとも1つのワクチンの効果と安全性が確認できるかもしれないとの見方を示した。

トランプ氏は、中国が米国からコロナワクチンを盗んだと思うかとの質問に「確証を持って言えないが、可能性はある」と答えた。

アザー厚生長官は、ワクチン開発の推進が政治的だという考えを否定。大統領選までにワクチンを準備できるかについては明言を避けた。

*内容を追加しました。

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