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中小企業に多くの支援必要=ダラス連銀総裁

ロイター / 2020年8月7日 2時34分

米ダラス地区連銀のカプラン総裁は6日、米連邦準備理事会(FRB)の緊急融資ファシリティーは大規模な投資なく金融市場を安定化させる上でおおむね効果的であったが、中小企業はより多くの支援を必要としていると述べた。ワシントンのFRB本部で年月撮影(2020年 ロイター/Leah Millis)

[6日 ロイター] - 米ダラス地区連銀のカプラン総裁は6日、米連邦準備理事会(FRB)の緊急融資ファシリティーは大規模な投資なく金融市場を安定化させる上でおおむね効果的であったが、中小企業はより多くの支援を必要としていると述べた。

オンラインイベントで、財政的に苦しい中小企業の一部は新型コロナウイルスの感染第2波によって倒産することが見込まれるほか、サービス業を営む中小企業が最も大きな打撃を受けると指摘。「財政状況に余裕がなく、ストレスを受けているのは接客業などの中小企業で、議論が必要だ。中小企業を引き続き支援するためにできることがある」とした上で、新型コロナ危機がなければ存続したであろう中小企業を支援することは失業率の「管理」や失業者数の減少に資すると語った。

また、FRBには経済を支援する「多くの措置」がなおあるが、経済回復ペースは新型コロナへの対応やマスク着用にかかっているとの見方を改めて示した。

FRBがイールドカーブ・コントロール(長短金利操作、YCC)を採用すべきとの考えには依然懐疑的と言及。「YCCについて先入観を持たないようにするつもりだが、市場の価格シグナルを一段と抑制したり、歪めたりするような措置には慎重だ」とした。

FRBの資産購入については「制約がないわけではない」とし、最終的には基軸通貨としてのドルの位置付けを脅かす可能性があると述べた。

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