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日経平均は反発、模様眺め続く 売買代金は連日の今年最低更新

ロイター / 2021年7月6日 15時51分

東京株式市場で日経平均は反発。依然として手掛かり難の中で模様眺めムードに支配される状態が続いた。写真は東証、2020年10月撮影(2021年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 6日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は反発。依然として手掛かり難の中で模様眺めムードに支配される状態が続いた。新型コロナウイルスの感染拡大が株価の重しとなる一方、週内にETF(上場投資信託)の換金売りが需給圧迫要因になると懸念されている。東証1部の売買代金は1兆7000億円を割り込み、前日に続いて今年に入ってからの最低を更新した。

5日の米国株式市場は休場だったが、欧州株式市場の上昇が支えとなり、日本株は堅調で始まった。しかし、買い一巡後は目立った動きがなく、閑散商状となる中、指数は一進一退の動きを繰り返した。

複数の市場関係者によると、ETFが分配金を支払うために解消されるポジションが8日に約3300億円、9日に約5000億円見込まれると試算されており、上値が重くなる要因として注目されている。

また、日々の商いが閑散となる背景として「東証市場再編でプライム市場に上場する銘柄がはっきりしないことが挙げられる。環境面や企業業績を語る以前に、市場のインフラがどうなるか分からない状態で大口の投資家はポジションを取りにくいだろう」(SBI証券・投資調査部長の鈴木英之氏)との指摘もあった。

TOPIXは0.28%高。東証1部の売買代金は1兆6909億5700万円と商いは一段と細っている。東証33業種では、空運業、石油・石炭製品、鉱業など27業種が値上がりし、下落は海運業、証券業など6業種にとどまった。個別では、ソフトバンクグループが反発したほか、任天堂が大幅上昇したが、富士通はさえない。

東証1部の騰落数は、値上がり1142銘柄に対し、値下がりが896銘柄、変わらずが153銘柄だった。

終値 前日比 寄り付き    安値/高値  

日経平均 28643.21 +45.02 28677.95 28587.61

─28748.23

TOPIX 1954.50 +5.51 1955.39 1948.84

─1960.21

東証出来高(万株) 79425 東証売買代金(億円) 16909.57

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