「チキン野郎」大谷バッシング過熱、早くもメジャーの洗礼 それでも二刀流「磨ける球団に」

夕刊フジ / 2017年12月7日 17時6分

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大谷には思わぬ試練だ(夕刊フジ)

 ポスティングシステムで今オフの米大リーグ移籍を目指している日本ハムの大谷翔平投手(23)が、書類による“一次審査”でヤンキースなど東海岸の名門球団をふるい落としたことが波紋を広げている。米メディアや一部ファンは、ヤンキースからの誘いを断った大谷を「大都市の重圧におじけづいたから」と論評。早くも手厳しい米メディアの洗礼を浴び、オオタニ・バッシングが過熱している。順風ばかりでないのは覚悟の上だが、異例の二刀流を成功させるには、想像以上の強い逆風をはね返す必要があるのも事実だ。

 米ESPNによると、大谷は滞在先の米ロサンゼルスで、移籍先として書類選考で絞り込んだ7球団との直接面談を4日(日本時間5日)にスタートし、同日中にジャイアンツ、ドジャース、エンゼルスの3球団と面談した。

 続く5日(同6日)には、マリナーズ、カブス、レンジャーズ、パドレスの4球団と面談。この面談の順番に意味があるかどうかは不明。

 一方、面談の席につくことすらできなかったヤンキースなどの大谷に対する恨み節は、米東海岸を中心に広がっている。早くも大谷バッシングが始まっているのだ。

 最も過激だったのは、NYデイリーニュース。4日の1面は大谷の写真を大きく使い、見出しは「WHAT A CHICKEN!(なんて臆病者)」。トランプ米大統領がFBIに不満を言っていることを伝えるニュースを押しのけて、堂々のメーン記事となった。

 「大谷はヤンキースを袖にした。大都市を怖がっている」「ヤンキースがこういう気分になるのは珍しい。どうしてもほしい選手を獲得できず、まるでロイヤルズやツインズのような気分だ」と屈辱に耐えきれないようだ。

 NYポストのジョエル・シャーマン記者は、大谷のヤンキース入りを予想していただけに、「ヤンキースは大谷に会うことすらできなかった。とてつもないショックだ。キャッシュマンGMは、大谷が西海岸の小都市のチームを優先する意向を持っていると示唆されて断られたようだが、それならカブスとレンジャーズはどうなんだ。その基準に当てはまっていないだろう。彼が何を求めているか、正確にわからない。ミステリーだ」と戸惑うばかりだ。

 ニューヨークのスポーツサイト「エリートスポーツニューヨーク」では、ヤンキースファンが大谷を挑発している。

 「ヤンキースはたぶんスポーツの歴史の中で最高のチームだ。27個の(ワールドシリーズ優勝記念の)リングを持っている。にもかかわらず、大谷はヤンキースをリストの中に入れなかった。何と軟弱か。どれだけ勝ちたくないのか。チキン(臆病者)すぎて、ブロンクスで浴びるスポットライトに耐えられないのか」

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