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中国外貨準備、1月末は3.115兆ドルに増加

ロイター / 2020年2月7日 19時35分

 中国人民銀行(中央銀行)が発表した1月末の外貨準備は3兆1150億ドルで、前月末から75億7000万ドル増加した。写真は北京で2016年1月撮影(2020年 ロイター/Jason Lee)

[北京 7日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)が発表した1月末の外貨準備は3兆1150億ドルで、前月末から75億7000万ドル増加した。

米中が「第1段階」の通商合意に署名したことを受けて人民元高が進んだ。

ロイターがまとめた市場予想は79億2000万ドル減の3兆1000億ドルだった。

中国国家外為管理局は、1月の外貨準備の増加について、為替レートの変動と保有海外資産の価格変動が理由だと説明した。

同局は新型肺炎について、中国経済への影響は一時的だとの認識も示した。

キャピタル・エコノミクスは、1月の資本流出額が300億ドルと、昨年12月の150億ドルから増加したと推定。新型肺炎の感染拡大への懸念が強まった1月下旬に流出額が増加したと分析している。

流出額は小幅だが、中国の金融市場で取引が再開された今週は、資本流出圧力が強まった可能性があるという。

3日の中国本土の株式市場では7000億ドルの時価総額が吹き飛んだ。

中国は、米中貿易戦争や景気減速にもかかわらず、厳しい資本規制を通じて、資金流出を抑制できている。海外からの中国株式・債券市場への投資も資金流入を増やす要因となっている。

2019年の外貨準備は352億ドル増加。2018年は672億ドル減少していた。

1月の元 は対ドルで0.38%上昇。ただ、新型肺炎の感染拡大で1月20─23日には1%値下がりした。

1月末時点の金準備は992億4000万ドルと、12月末の954億0600万ドルから増加した。

*内容を追加して再送します。

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