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米英FTA、ファーウェイ巡る見解の相違は影響せず=カドロー氏

ロイター / 2020年2月8日 2時51分

[ワシントン 7日 ロイター] - 米国家経済会議(NEC)のカドロー委員長は7日、英国との通商協定に中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ) を巡る米英の対応の相違は影響を及ぼさないとの考えを示した。

カドロー氏はFOXビジネス・ネットワークに対し「5G(5世代移動通信システム)について英国と協議していく。共に取り組み、米国が持つ選択肢を提案する。(英国と)自由貿易協定(FTA)を締結したい」と述べた。

ファーウェイを巡っては、英政府は米国の懸念にもかかわらず、5G網整備への参入を限定的に承認した。

カドロー氏は欧州連合(EU)との通商協定については、現在交渉に向けた取り組みが続けられているため、国家安全保障に影響を及ぼす輸入品を規制できる通商拡大法232条(国防条項)に基づきEUから輸入する自動車、自動車部品に関税を掛ける案は棚上げされていると表明。ブルームバーグテレビのインタビューに対し「EUと通商協定を締結する可能性に向け誠意を持った取り組みが続けられる中、(自動車関税措置を巡る)討議はすべて棚上げされている」と述べた。

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