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USMCA、90日後発効では順守に時間不足=メキシコ自動車業界

ロイター / 2020年4月7日 11時35分

[メキシコ市 6日 ロイター] - メキシコ自動車工業会(AMIA)は6日、7月1日に発効する可能性がある北米自由貿易協定(NAFTA)に代わる新協定「米国・メキシコ・カナダ協定」(USMCA)を巡り、自動車セクターが現地調達規則に沿うよう、サプライチェーンを調整するには90日では十分な時間がないとの認識を示した。

AMIAは同規則の導入を2021年1月まで延期するよう当局に求めてきた。

規則が依然として明確ではない上、新型コロナウイルスの感染拡大で順守することが一層困難になっているとしている。

AMIAのファウスト・クエバス事務局長は「7月には(USMCAが)実施される見通しだが、われわれにとってそれは非常に厳しい」とし、協定の新たな規則はサプライチェーンの「非常に重要な」変更を義務付けると指摘した。

カナダとメキシコは最近、協定の発効に向け国内の法的な手続きを完了したとしているが、米国も同様の手続きを終える必要がある。

メキシコ経済省は自動車業界に対し、USMCAは一部企業に順守猶予期間を与える移行スキームを認めているものの、この例外措置を受けるには個別の申請が必要と伝えている。

メキシコ国立統計地理情報院(INEGI)によると、同国の自動車生産は3月に約25%減少、輸出は12%減少した。

業界専門家は新型コロナの影響により、自動車生産は年を通じて落ち込むとみている。

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