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景気動向一致指数、2月0.6ポイント上昇 基調判断「悪化」で据え置き

ロイター / 2020年4月7日 14時33分

 4月7日、内閣府が公表した2月の景気動向指数(速報値、2015年=100)は、指標となる一致指数が95.8となり、前月比0.6ポイント上昇した。写真は都内で撮影(2020年 ロイター/Issei Kato)

[東京 7日 ロイター] - 内閣府が7日公表した2月の景気動向指数(速報値、2015年=100)は、指標となる一致指数が95.8となり、前月比0.6ポイント上昇した。新型コロナウイルスの感染拡大を受けたマスク・トイレットペーパー買いだめや鉱工業生産の小幅改善が寄与した。 同指数から機械的に決める基調判断は「悪化」で据え置いた。

一致指数は2カ月連続のプラスとなった。買いだめによりスーパー、コンビニエンスストア、家電大型専門店、ドラッグストア、ホームセンターなどの販売が増加したの寄与した。大容量フラッシュメモリーや電子の眼(CCD、電荷結合素子)などの増産により鉱工業生産指数が改善したのも指数を押し上げた。

先行指数は前月比で1.6ポイント上昇の92.1となり、2カ月ぶりのプラスとなった。新規求人数や新設住宅着工面積、最終需要財在庫率指数などが改善に寄与した。消費者態度指数や東証株価指数などは指数を押し下げた。

遅行指数は前月比2.7ポイント低下の101.0。在庫率指数、法人税収入、完全失業率などの悪化により4カ月ぶりにマイナスとなった。

(竹本能文)

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