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シンガポール、新型コロナ危機時の総選挙実施に備えた法案提出

ロイター / 2020年4月7日 14時53分

<description role="descRole:caption"> 4月7日、シンガポール政府は、新型コロナウイルスの感染拡大が続くさなかに総選挙が実施される場合に安全な実施を確保する法案を議会に提出した。写真は2015年の選挙での投票所の様子。シンガポールで2015年9月撮影(2020年 ロイター/Edgar Su) </description>

[シンガポール 7日 ロイター] - シンガポール政府は7日、新型コロナウイルスの感染拡大が続くさなかに総選挙が実施される場合に安全な実施を確保する法案を議会に提出した。

政府は2021年初めの期限よりも前に総選挙を実施する可能性を排除しない姿勢を示しているが、一部の野党からは感染が拡大する中での実施は健康リスクをもたらすとの懸念の声が上がっていた。

選挙管理当局は、一時的な措置により「COVID─19(新型コロナウイルス感染症)の流行時に次期総選挙が実施される場合は有権者、候補者、選管当局者の安全が確保」されるとした。

法案には、移動制限下にある市民が隔離施設など指定の場所で投票できるようにする内容などが盛り込まれている。

シンガポールはこの日、感染者急増の食い止めに向けた部分的なロックダウン(都市封鎖)に入った。

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