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Tモバイル、第1四半期決算は増収増益 契約者予想以上に増加

ロイター / 2020年5月7日 9時23分

5月6日、米携帯電話大手TモバイルUSが発表した第1・四半期決算は、売上高が111億ドルとなり、前年同期から小幅に増加したものの、予想の114億ドルには届かなかった。写真はTモバイルのロゴ。米ロサンゼルスで2017年5月撮影(2020年 ロイター/Mike Blake)

[6日 ロイター] - 米携帯電話大手TモバイルUS が発表した第1・四半期決算は、売上高が111億ドルとなり、前年同期から小幅に増加したものの、予想の114億ドルには届かなかった。

同社は新型コロナウイルス流行に伴うロックダウン(都市封鎖)で店舗の80%を閉鎖。ただ、サービス関連収入が拡大し、需要減を補った。

純利益は9億5100万ドルと、前年同期の9億0800万ドルから増加。特別項目を除いた1株当たり利益は1.10ドルで、アナリスト予想平均の1.02ドルを上回った。

同社によると、ロックダウン期間中も第5世代(5G)移動通信サービスが拡大した。

4月にスプリントとの合併が完了してから初の四半期決算発表となった。

第1・四半期は月額プランの契約者数が45万2000人の純増となった。調査会社ファクトセットのアナリスト予想(42万6000人)を上回った。在宅勤務が広がる中、より安価なサービスへの需要が増えた。

一方、Tモバイルは新型コロナの影響が不透明だとして、通期見通しを示さなかった。

第1・四半期の解約率は0.86%。昨年は0.88%だった。店舗閉鎖と全国的な「ステイホーム」令を受けた。

同社は第2・四半期について、新型コロナ流行が引き続き負の影響をもたらすと指摘。月額プラン契約者数の純増幅は最大15万人になるとしたほか、税引き前の合併関連コストが5億─6億ドル、税引き前の新型コロナ流行関連コストが4億5000万─5億5000万ドルになるとの見通しを示した。

Tモバイルは先週、スプリント部門の第1・四半期の月額払い(ポストペイド)契約者数が34万8000人減少したと明らかにした。

スプリントの契約者の定義はTモバイルと異なるという。スプリント単体の第1・四半期決算は5月内に公表される予定。

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