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仏クレディ・アグリコル、1-3月は16%減益 貸倒引当金が3倍に

ロイター / 2020年5月7日 11時12分

 5月7日、フランス第2位の銀行クレディ・アグリコルが6日発表した第1・四半期決算は16%の減益となった。新型コロナウイルス関連の貸倒引当金が3倍近くに増えた一方、トレーディング収入が好調だった。写真はフランスで昨年7月撮影(2020年 ロイター/REGIS DUVIGNAU)

[パリ 6日 ロイター] - フランス第2位の銀行クレディ・アグリコル が6日発表した第1・四半期決算は16%の減益となった。新型コロナウイルス関連の貸倒引当金が3倍近くに増えた一方、トレーディング収入が好調だった。

純利益は16.4%減の6億3800万ユーロ(6億9100万ドル)。収入は7.1%増の52億ユーロだった。

貸倒引当金は6億2100万ユーロと、前年同期の2億2500万ユーロの3倍近くに増加。リテール部門に加え、観光、自動車、エネルギーなどの特定分野の企業に関連したリスクを考慮したという。

一方、債券が中心のトレーディング収入は13.7%増。

ブラサック最高経営責任者(CEO)はリスクについては堅実に見積もったと説明した。

グリベ最高財務責任者(CFO)は、複雑な投資商品の販売よりも、顧客企業の必要資金の調達支援を重視する投資銀行部門の戦略が奏功したと指摘。そのため、他行と比べて市場の変化の影響を受けにくいとの見方を示した。

投資銀行部門の責任者は、企業の配当停止によって収益が1000万ユーロが押し下げられたと指摘した。

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