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米景気回復、失業が恒常的なら緩慢ペースに=アトランタ連銀総裁

ロイター / 2020年5月8日 3時48分

米アトランタ地区連銀のボスティック総裁は7日、米景気回復ペースは、新型コロナウイル感染拡大の影響で急増している失業が恒常的であるかどうかに左右されるとの認識を示した。ダブリンで昨年2月撮影(2020年 ロイター/Clodagh Kilcoyne)

[ワシントン 7日 ロイター] - 米アトランタ地区連銀のボスティック総裁は7日、米景気回復ペースは、新型コロナウイル感染拡大の影響で急増している失業が恒常的であるかどうかに左右されるとの認識を示した。

ボスティック総裁は、新型コロナ対策で数兆ドルの支援が経済に投入される一方、数百万人が失業保険を申請している状況を受け、米連邦準備理事会(FRB)は支援策の失業への効果を見極めようとしていると述べた。

総裁は「支援策が実質的な救済となっているのか、もしくは部分的で不十分なのか」と疑問を投じ、失業を巡る状況が一時的なものであれば、「力強い景気回復は可能だ。しかし、より恒常的であれば、回復は困難かつ緩慢なペースになる」との見通しを示した。

さらに、FRBの緊急支援プログラムは「必要な期間」維持されると言明した。

米南部州で始まった段階的な経済活動の再開については、経済的な効果はこれまでのところまちまちの結果になっていると述べた。

暫定データからは人の動きが大幅に拡大していない一方、一部小売業は予想以上に客足が伸びているとの報告もあり、「経済活動再開に向けた政策が全体的に波及しているかどうか、今後数週間の動向を見極める」とした。

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