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仏首相、パリは依然コロナ感染の「危険区域」 制限緩和控え

ロイター / 2020年5月8日 4時6分

フランスのフィリップ首相は7日、ロックダウン(都市封鎖)措置の緩和を週明け11日に控え、首都パリ都市圏は引き続き新型コロナウイルス流行の「レッドゾーン(危険区域)」で、一段の警戒が必要との認識を示した。3月撮影(2020年 ロイター/Gonzalo Fuentes)

[パリ 7日 ロイター] - フランスのフィリップ首相は7日、ロックダウン(都市封鎖)措置の緩和を週明け11日に控え、首都パリ都市圏は引き続き新型コロナウイルス流行の「レッドゾーン(危険区域)」で、一段の警戒が必要との認識を示した。

ロックダウン緩和の一環で、パリの目抜き通りであるシャンゼリゼ通りでは半数以上の店舗の営業が再開する。しかし、公園などは引き続き閉鎖されるほか、通勤者はピーク時の地下鉄やバスの利用に雇用主からの認可書が必要となる。

他の地域では、感染率が低水準にとどまれば、6月初旬からレストランやカフェの営業再開が許可される見通し。

保健当局によると、新型コロナ感染症による死者は178人(0.7%)増の2万5987人に達した。1日の増加率は4日ぶりの低水準となった。集中治療室(ICU)で治療中の感染者および入院者数の減少も続いている。

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