ドイツ銀とグーグル、複数年の戦略的パートナーシップ契約で合意

　７月７日、ドイツ銀行は、米グーグルとの複数年の戦略的パートナーシップ契約を発表した。写真はロンドンで昨年７月撮影（２０２０年　ロイター／Simon Dawson）

［フランクフルト　７日　ロイター］ - ドイツ銀行 は７日、米グーグル との複数年の戦略的パートナーシップ契約を発表した。クラウドサービスへのアクセスと、顧客に提供するハイテク関連商品の刷新が目的。

ドイツ銀行は今年に入り、自社ネットワークの改善策についてグーグル、マイクロソフト 、アマゾン に打診していた。

今回の契約は、同行が２０２２年にかけて計画している総額１３０億ユーロ（１４７億ドル）の技術投資の一部。

両社は趣意書に署名済みで、数カ月以内に複数年の契約を締結する予定。

ある関係者によると、ドイツ銀行は今回の契約で今後１０年で１０億ユーロ（１１億３０００ドル）超の利息・税金控除前利益（ＥＢＩＴ）の増加を見込んでいる。