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NY州、訪問者の隔離義務対象を19州に拡大 米コロナ感染急増で

ロイター / 2020年7月8日 3時50分

米ニューヨーク州のクオモ知事は7日、新型コロナウイルス感染が再拡大しているデラウェア、カンザス、オクラホマ3州からの訪問者を新たに14日間の自主隔離の対象にすると発表した。ニューヨーク市の理髪店で5日撮影(2020年 ロイター/JEENAH MOON)

[ニューヨーク 7日 ロイター] - 米ニューヨーク州のクオモ知事は7日、新型コロナウイルス感染が再拡大しているデラウェア、カンザス、オクラホマ3州からの訪問者を新たに14日間の自主隔離の対象にすると発表した。隣接するニュージャージ州もニューヨーク州の措置に追随する。

これによって、19州から両州に訪れる人たちに自主隔離が義務付けられる。

ロイターの算出によると、米42州で過去2週間に新型コロナ感染者が増加し、全米の感染者は300万人に迫っている。とりわけ南部や西部州の陽性率は、世界保健機関(WHO)が懸念される状況と見なす5%を超えている。

経済再開に向けた動きにもブレーキがかかっている。フロリダ州マイアミのスアレス市長はMSNBCに対し「感染のカーブ平坦化に向けて一連の措置を再導入している。市内での感染者急増は制御不可能となっている」と語った。同市ではマスク着用やビジネス休業令などが発令された。

米国の死者は6日に13万人を超えた。

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