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銀行は不良債権増加に直面、コロナ危機の次局面で=FSB議長

ロイター / 2020年7月8日 6時7分

20カ国・地域(G20)の金融当局で構成する金融安定理事会(FSB)議長を務めるクオールズ米連邦準備理事会(FRB)副議長は7日、銀行はコロナ危機後の次なる局面で不良債権の増加に直面するだろうと述べた。ニューヨークで3月撮影(2020年 ロイター/JEENAH MOON)

[7日 ロイター] - 20カ国・地域(G20)の金融当局で構成する金融安定理事会(FSB)議長を務めるクオールズ米連邦準備理事会(FRB)副議長は7日、市場は新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)を受けた3月の混乱後、再びうまく機能しているが、銀行はコロナ危機後の次なる局面で不良債権の増加に直面するだろうと述べた。

ワシントンで開催されたイベントで「投資適格債とハイイールド債の信用スプレッドは縮小しており、市場は秩序ある形で機能し、経済への信用供与は維持されている」と指摘。一方で「需要が減少し、一部の債務者が破綻することにより、次局面での不良債権の増加は避けられない」と語った。

また、総金融資産に占める銀行資産の割合は2008年の46%から18年には39%に低下しており、FSBは金融セクターの変化に対応する必要があると言及。「ノンバンクが市場シェアを広げるにつれ、リスクは銀行システム外に広がっている」とし、「このセクターに適用すべき枠組みについて学ぶ余地があるかもしれない」とした。

さらに、FSBは新型コロナ禍で矢面に立ったマネー・マーケット・ファンド(MMF)に関する規則を評価するとした。

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