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訂正:7日の日経平均は続落、地合い急速に悪化

ロイター / 2020年12月7日 15時32分

日経平均は、続落。新型コロナウイルスの感染拡大や米中対立に対する懸念などから、地合いが急速に悪化した。写真は東証内の取引ボード。2020年10月1日に撮影。(2020年 ロイター/Issei Kato)

[東京 7日 ロイター] -

日経平均

終値      26547.44 -203.80

寄り付き    26894.25

安値/高値   26500.32─26894.25

TOPIX

終値       1760.75 -15.19

寄り付き     1785.83

安値/高値    1759.16─1785.83

東証出来高(万株) 116647

東証売買代金(億円) 22428.17

東京株式市場で日経平均は、続落。新型コロナウイルスの感染拡大や米中対立に対する懸念などから、地合いが急速に悪化した。ただ、投資家の押し目買い意欲は依然として強いことから下げ渋り、大きな崩れとはなっていない。

前週末4日の米国株式市場は上昇し、主要株価指数が最高値を更新。ダウ工業株30種が248ドルで取引を終えた。この日発表された雇用統計がさえなかったことを受け、政府の追加支援策への期待が高まった。11月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比24万5000人増と、前月の61万人増から伸びが大幅に鈍化した。

これを受けて、日本株は朝方こそ日経平均が年初来高値を更新して始まったが、時間外取引で米株先物が軟化するとともに、値を消す展開に。米政府が、中国による香港立法会(議会)民主派議員の議員資格剥奪を巡り、少なくとも十数人の中国当局者に制裁を科す準備を進めていると伝わったことで、中国株、香港株が下落し、これも嫌気された。

日経平均は前週末比で200円を超す下落幅を記録したものの、下値では押し目買いが流入。後半は下げ渋り、安値もみあいの展開となった。市場では「上値の重さが感じられる中、悪材料を警戒しながら値固めする動きになるとみられる」(野村証券・投資情報部投資情報二課課長代理の神谷和男氏)との声が聞かれる。

TOPIXは、0.86%安。東証33業種では、空運業、精密機械、金属製品などの下落が目立ち、値上がりは、パルプ・紙、その他製品など6業種にとどまっている。東証1部の売買代金は、2兆2428億1700万円とやや細った。

個別では、指数寄与度が大きいファーストリテイリングが大幅安。直近の相場で人気化していた古河電池がストップ安に沈んだ。このほか、ソフトバンクグループも安いが、任天堂、東京エレクトロンは堅調だった。

東証1部の騰落数は、値上がり395銘柄に対し、値下がりが1714銘柄、変わらずが70銘柄だった。

*見出しの2日を7日に訂正します。

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