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米国の対中政策、「客観性へ回帰」できると期待=中国外相

ロイター / 2020年12月7日 17時6分

中国の王毅国務委員兼外相は7日、米国企業のビジネスリーダー向けに講演し、米国のバイデン次期政権を見据え、米国の対中政策が最終的に「客観性と合理性へ回帰」できることを望むと述べた。写真は、2020年11月24日、東京都内での会見に臨む王毅外相。(2020年 ロイター/Issei Kato/Pool)

[7日 ロイター] - 中国の王毅国務委員兼外相は7日、米国企業のビジネスリーダー向けに講演し、米国のバイデン次期政権を見据え、米国の対中政策が最終的に「客観性と合理性へ回帰」できることを望むと述べた。

米中関係はトランプ米政権時にどん底に陥った。米国側は来年1月にバイデン新政権が発足する見通し。

王氏はまた、米中関係の「安定した移行」を呼びかけた。

王氏は、両国が見解の相違や衝突に対処する際は、互いの歴史、中核的な利害、「国民が選んだ体制と道のり」を尊重すべきだと主張。「中国と米国は、感染症の流行、景気回復、気候変動への対応などで全面的に協力できる」と述べた。

同氏は、将来の関係で「正しい決定をするか」は米国次第とも発言。両国があらゆるレベルで対話を再開し、立法機関、シンクタンク、財界、メディアの友好的な交流を奨励すべきだと呼び掛けた。

*内容を追加しました。

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