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G7、チュニジア大統領に首相任命や憲法秩序の回復要求

ロイター / 2021年9月7日 12時28分

 主要7カ国(G7)の大使らは6日、チュニジアのサイード大統領に対して、新しい政府のトップを早急に任命し、選挙で選ばれた議会が重要な役割を果たす憲法体制に戻すよう求めた。写真は宣誓就任する同大統領。2019年10月撮影(2021年 ロイター/Zoubeir Souiss)

[チュニス 6日 ロイター] - 主要7カ国(G7)の大使らは6日、チュニジアのサイード大統領に対して、新しい政府のトップを早急に任命し、選挙で選ばれた議会が重要な役割を果たす憲法体制に戻すよう求めた。

英大使館がソーシャルメディアに掲載したG7の声明は、サイード大統領が7月にクーデターと批判される権力の掌握を行って以来、主要民主主義国が懸念を公式に表明したという点で最も重要なもの。

声明は、経済・健康面での危機に対応できる政権を樹立するためにに政府のトップを早急に任命することが重要だとし、首相を任命することで「憲法や選挙制度の改革案に関する包括的な対話の場が生まれる」と指摘している。

2019年に選出されたサイード大統領は7月25日、議会停止を宣言し、メシシ首相を解任。新たな首相と共に大統領自ら行政権を引き継ぐ考えを表明した。議会停止を巡っては第1党のイスラム政党アンナハダが「クーデターだ」と猛反発した。

大統領は今回の決定は憲法に沿ったもので、政治的な膠着や新型コロナウイルスの感染拡大、国内の抗議活動といった緊急事態を受け必要だったと主張した。

大統領が議会を停止してから約6週間が経過しているが、まだ新たな首相は任命されておらず、緊急事態宣言も無期限に延長されている。国民の間では大統領が憲法を改正するとの見方も出ている。

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