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アップル、新型マックブックエア発表 新iOSで車載システム刷新

ロイター / 2022年6月7日 11時9分

6月6日、米アップルは、開発者向けイベント「WWDC2022」を開催し、さまざまな新技術を発表した。写真はWWDCの会場に展示されたMacBook Air(2022年 ロイター/Peter DaSilva)

[クパチーノ(米カリフォルニア州) 6日 ロイター] - 米アップルは6日、開発者向けイベント「WWDC2022」を開催し、さまざまな新技術を発表した。

◎「M2」搭載MacBook Air

アップルは、改良した自社設計の半導体「M2」を搭載した最新のノートパソコン「MacBook Air(マックブックエア)」を7月に発売すると発表。従来のプロセッサー「M1」に比べ処理速度が35%向上する。パソコンの画面サイズは13.6インチで重量は1.2キログラム、より高性能のカメラも装備。価格は1199ドルから。M2は13インチ画面の「MacBook Pro(マックブックプロ)」にも搭載され、こちらも来月から最低価格1299ドルで販売される。

M2の回路線幅は5ナノメートル。アップルは製造委託先を明らかにしていないが、かねてからのサプライヤーである台湾積体電路製造(TSMC)などが製造を担う可能性が高い。

◎iOS16

スマートフォン「iPhone」の新たな基本ソフト(OS)「iOS16」を発表。ロック画面をカスタイマイズできる機能を拡大した。新たなOSでは自動車と連携する「CarPlay(カープレイ)」機能を拡充し、後払い決済サービス「Apple Pay Later(アップルペイ・レーター)」を追加した。

◎次世代「CarPlay」

ケーブルやブルートゥースでiPhoneとアプリによって自動車の機能操作ができるCarPlayの次世代型が登場。今回は新たに速度や残燃料などの主要計器類のデータ表示が可能となる。従来のカープレイは、音楽を聴いたり地図を表示したりするいわゆるインフォテイメント機能に限定されていたが、より中核的な運転システムにソフトウエアがつながる。

アップルによると、フォード・モーターや日産自動車、ホンダなどのメーカーと利用に向けた協議を進めている。

スウェーデンのボルボ・カーと中国の浙江吉利控股集団が所有する電気自動車(EV)メーカー、ポールスターは現バージョンのカープレイを今月中に同社の「ポールスター2」にインストールする方針。今回の次世代バージョンをどの車に導入するかは検討中だという。

◎後払い決済

iPhoneなどで利用できるアップルペイに後払い方式を追加。アップルペイ受け入れ先ならどこでも利用可能で、6週間内に4回の分割払いができてユーザー側に追加手数料や利息は発生しない。

◎iPadOS

「iPadOS 16」には生産性向上アプリ「Freeform(フリーフォーム)」を追加。仮想ホワイトボードとして機能し、FaceTime(フェイスタイム)を使ったビデオ会議の参加者がアイデアを共有できるようになる。

◎認証 

ウェブサイト上のパスワードに代わる認証技術「Passkey(パスキー)」も紹介。ウェブサーバー上で保管されることがないため、既存のパスワードよりも安全だとした。

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