西アフリカ首脳、10日に臨時会議 ニジェール情勢協議
ロイター / 2023年8月8日 4時33分
西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)は、ニジェールの軍事政権に対し設定した憲法秩序回復の通告が聞き入れられないまま6日の期限切れを迎えたこと受け、10日に臨時首脳会議を開催しニジェール情勢について協議する。写真は8月5日、ニジェールの首都ニアメーの空軍基地周辺に集まる軍事政権を支持する人たち(2023年 ロイター/Mahamadou Hamidou)
[ニアメー/ブリュッセル 7日 ロイター] - 西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)は、ニジェールの軍事政権に対し設定した憲法秩序回復の通告が聞き入れられないまま6日の期限切れを迎えたこと受け、10日に臨時首脳会議を開催しニジェール情勢について協議する。
ECOWAS報道官が7日、明らかにした。臨時首脳会議はECOWASの本部があるナイジェリアの首都アブジャで開かれる。
米国務省のミラー報道官は定例記者会見で「機会の窓はまだ確実に開いている」とし、「われわれは(軍事)政権が退くべきだと考えている」と述べた。
欧州連合(EU)報道官も「ECOWAS臨時首脳会議が10日に開かれるまでの間に、幾分かの仲介の余地はあるとの見方をEUは変えていない」と述べた。
ECOWASは7月30日、クーデターでバズム大統領を追放したニジェールの軍事政権に対し、経済制裁を発動すると同時に、1週間以内にバズム氏を復権させない場合、軍事介入の可能性もあると示唆した。これに対しニジェール軍事政権は6日、ECOWASによる軍事介入の恐れがあるとして領空を閉鎖した。
ニジェールの国土の面積はフランスの2倍以上あり、アフリカ大陸を横断する多くの航空機は通常ニジェール領空を通過。欧州航空大手エールフランスが、ニジェールと国境を接するブルキナファソの首都ワガドゥグーとマリの首都バマコを発着する便を今月11日まで運休するなど影響が出ている。
この記事に関連するニュース
ランキング
-
1米海軍哨戒機が台湾海峡飛行、中国軍は「大げさな宣伝」と反発
ロイター / 2024年11月26日 18時33分
-
2政府が政労使会議開催、石破首相「今年の勢いで大幅な賃上げを」
ロイター / 2024年11月26日 13時46分
-
3パキスタン、元首相釈放求めデモ激化=首都に軍配備、衝突で死者も
時事通信 / 2024年11月26日 20時41分
-
4【速報】韓国外務省が「日本が見せた態度」への遺憾を日本大使館に伝える 「佐渡島の金山」の追悼式に不参加
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年11月26日 15時4分
-
5フィリピン正副大統領、対立激化が「殺し屋依頼」に発展 対米中外交に影響も
産経ニュース / 2024年11月26日 19時25分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください