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ヘッジファンド、先週の米株買いは過去2年で最高ペース

ロイター / 2023年11月7日 10時31分

米金融大手ゴールドマン・サックスは3日発表した投資情報メモで、米利上げ停止観測を背景に、ヘッジファンドが10月30日から11月3日までの1週間、「積極的に」米株式を買ったと明らかにした。写真は、NY証取の内部の様子。2023年10月27日に撮影。(2023年 ロイター/Brendan McDermid)

Nell Mackenzie

[ロンドン 6日 ロイター] - 米金融大手ゴールドマン・サックスは3日発表した投資情報メモで、米利上げ停止観測を背景に、ヘッジファンドが10月30日から11月3日までの1週間、「積極的に」米株式を買ったと明らかにした。週間ベースでは2021年12月以来、約2年ぶりの急ピッチな買い出動だったという。

この1週間は米株主要3指数が上昇。S&P総合500種は5営業日、ナスダック総合は6営業日の続伸だった。

ゴールドマンのメモによると、ヘッジファンドによるIT銘柄のロングポジションは過去8カ月で最大となった。ソフトウエア会社を含むテクノロジー企業の銘柄(テック銘柄)のロングポジションが積み上がったほか、飲食店やファッションのような一般消費財関連の銘柄にも物色の矛先が向かった。

ヘルスケアと金融は売り越された。

一方、従来のショートポジションは大幅なコスト増に見舞われた。ゴールドマンの2日付メモでは、ヘッジファンドの一部が踏み上げ(買い戻しを強いられること)に巻き込まれたほか、クラウデッドトレード(取引集中状態)から逃れようとしてポジションに損失を抱えるケースも多かったという。

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