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午前の日経平均は反落、連騰後の利益確定売りが優勢

ロイター / 2023年11月7日 12時4分

 11月7日、午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比313円62銭安の3万2394円86銭と反落した。写真は都内にある東京証券取引所で2020年10月撮影(2023年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

Noriyuki Hirata

[東京 7日 ロイター] - 午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比313円62銭安の3万2394円86銭と反落した。前日の米国株は小幅高となったが、日経平均は連騰後の利益確定売りが優勢だった。前場は安値で引けた。

日経平均は156円安で寄り付いた後も、下げ幅を拡大した。前日までの4連騰で2000円超上昇しており、グロース株を中心に反動の売りが先行した。中国株や時間外取引の米株先物がマイナスで推移したことも、投資家心理の重しになった。

市場では「米景気への懸念は根強く、市場にとって心地良いペースで経済が減速するかどうかはまだ読みにくい」(三木証券の北沢淳商品部投資情報グループ次長)との声が聞かれた。

一方、連騰での上げ幅に比べ、下げは深まっていない。「企業決算は自動車を中心に、全般的にまずまず。米金利も落ち着いてきており、株価の年末高への期待も根強い」(三木証券の北沢氏)という。

TOPIXは0.75%安の2342.71ポイントで午前の取引を終了した。東証プライム市場の売買代金は1兆9908億5500万円だった。東証33業種では、値上がりは水産・農林や鉄鋼、石油・石炭製品など4業種で、値下がりは電気・ガスや陸運、保険など29業種だった。

東京エレクトロン、ファナックが軟調。キーエンスはさえない。一方、レーザーテックやソニーグループは堅調。伊藤忠商事はしっかりだった。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが480銘柄(28%)、値下がりは1114銘柄(67%)、変わらずは64銘柄(3%)だった。

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