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任天堂、「ゼルダ」など好調で業績上振れ スイッチは計画据え置き

ロイター / 2023年11月7日 18時12分

11月7日、任天堂は、2024年3月期連結営業利益予想を前年比0.9%減の5000億円に上方修正した。写真は任天堂のロゴ。2019年11月に都内で撮影(2023年 ロイター/Issei Kato)

Miho Uranaka

[東京 7日 ロイター] - 任天堂は7日、2024年3月期連結営業利益予想を前年比0.9%減の5000億円に上方修正した。家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の販売計画を据え置く一方、「ゼルダの伝説」や「ピクミン」など新作タイトルが好調で、ソフトの売り上げ本数が上振れる。円安も利益を押し上げる。

営業利益の従来見通しは同10.8%減の4500億円だった。減益幅は縮小するが、IBESがまとめたアナリスト25人による予想平均値5320億円には届かなかった。

ソフトの通期販売は従来計画を500万本上乗せし、1万8500万本に引き上げた。10月には横スクロールゲームの人気シリーズ「スーパーマリオブラザーズ」の最新作を発売、年末商戦にかけては「超おどる メイド イン ワリオ」、「スーパーマリオRPG」の発売も予定している。

一方、スイッチの販売台数は想定通りとして期初予想の1500万台を据え置いた。古川俊太郎社長は会見で、「現時点では保守的でもアグレッシブでもなく妥当」と説明。年末商戦での売れ行きが重要とした。

為替の前提は1ドル=130円から140円、1ユーロ=135円から150円へ修正した。中間期配当は1株80円、期末予想は同101円とした。

同時に公表した23年4─9月期の連結営業利益は前年同期比27%増の2799億円だった。純利益は同17.7%増の2712億円で、上半期として過去最高を更新した。販売7年目のスイッチは684万台を販売し、前年同期の668万台を約2%上回った。

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