伊藤忠が非公開化目指すＣＴＣ株、オアシスの大量保有判明

香港の投資ファンド、オアシス・マネジメントが伊藤忠テクノソリューションズ（ＣＴＣ）株式６．４２％を保有していることが７日提出の大量保有報告書で分かった。写真は伊藤忠のロゴ。２０１６年１１月、都内で撮影（２０２３年　ロイター／Toru Hanai）

Shinichi Uchida

［東京　７日　ロイター］ - 香港の投資ファンド、オアシス・マネジメントが伊藤忠テクノソリューションズ（ＣＴＣ）株式６．４２％を保有していることが７日提出の大量保有報告書で分かった。報告義務発生日は１１月２日で、「株主価値を守るため、重要提案行為を行うことがある」としている。

ＣＴＣに対しては、６１．２４％の株式を持つ伊藤忠商事が非公開化を目指して８月３日から９月１４日まで株式公開買い付け（ＴＯＢ）を実施。ＴＯＢの結果、２４．６９％の株式を取得した。

１１月１４日にはＣＴＣが臨時株主総会を開いて株式併合などの議案を諮り、１２月１日に上場廃止となる予定だった。