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台湾輸出、10月は前年比-4.5% 予想に反し減少

ロイター / 2023年11月7日 18時57分

台湾財政部が7日発表した10月の輸出は前年同月比4.5%減の381億1000万ドルと、予想に反して減少した。写真は2020年8月、基隆港で撮影(2023年 ロイター/Ann Wang)

Sarah Wu

[台北 7日 ロイター] - 台湾財政部が7日発表した10月の輸出は前年同月比4.5%減の381億1000万ドルと、予想に反して減少した。

ハイテク製品の海外需要が低迷した。年末商戦を控えて対米輸出は好調だったが、対中輸出が落ち込んだ。

ロイターがまとめた市場予想は1.05%増だった。9月は3.4%増加していた。

財政部は11月の輸出を3─6%増と予想している。

同部によると、人工知能(AI)を中心とする高度な技術があるが、消費者向けエレクトロニクス製品の海外需要が低迷した。前年同期の輸出が高水準だったことも影響したとしている。

ただ、AIなどの新技術や海外メーカーの新製品発売で近い将来、輸出は「安定する」見通しという。

財政部は今年の輸出が約10%減と、過去8年間で最大の落ち込みになると予想している。

10月は電子部品の輸出が前年比7.4%減の156億4000万ドル、半導体輸出は6.5%減だった。

対中輸出は前年比3.6%減の141億8000万ドル。前月は8.8%減だった。

対米輸出は12.1%増加し、過去最高額を記録。9月は17.7%増だった。

台湾の10月の輸入は12.3%減の323億4000万ドル。市場予想は14.55%減だった。台湾の輸入は完成品の再輸出の先行指標とされることが多い。

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