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FRBのウォラー理事、米第3四半期GDPを評価 「爆発的な数値」

ロイター / 2023年11月8日 4時3分

米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事は7日、年率4.9%という第3・四半期の米国内総生産(GDP)成長率はFRBが次の政策を検討する際に注目すべき「爆発的な」数値だったと述べた。ワシントンで撮影(2023年 ロイター)

Howard Schneider Lindsay Dunsmuir

[ワシントン 7日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事は7日、年率4.9%という第3・四半期の米国内総生産(GDP)成長率はFRBが次の政策を検討する際に注目すべき「爆発的な」数値だったと述べた。

セントルイス地区連銀で開催された経済データセミナーで、第3・四半期は「傑出した四半期だった。爆発的な数値だ」と指摘。政策を巡る発言はなかったが、米GDPの構成要素を考慮すると、「全てが活況で、今後の政策を検討する上で非常に注視している」とした。

また雇用の「驚くべき」伸びが示された後、「労働市場はやや冷え込んでいる。労働市場は明らかに落ち着きを取り戻しつつある」と述べ、最近の雇用の伸びは新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)前の水準に近づいているとした。

一方、米シカゴ地区連銀のグールズビー総裁は7日、グールズビー総裁はCNBCのインタビューで、向こう2、3カ月でインフレ率は急速に低下する可能性があるとし、「インフレに関して前進している」と指摘。その上で「前進している限り、金利をどこまで引き上げるべきかという議論は、金利をいつまでこの水準に維持すべきかという議論に変わっていく」と語った。

また、米ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁は7日、ブルームバーグTVとのインタビューで、活発な経済活動の継続を踏まえ、「金融政策が現時点でわれわれが想定しているほど抑制的か疑問に感じる」とし、「インフレが再び上昇し、実体経済における経済活動が引き続き非常に堅調であれば、まだやるべきことがあるのかもしれない」 と語った。

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